【秋の京都は夜を楽しむ】秋の夜間特別拝観
神社やお寺巡りが好きな方にとって見どころの多い場所、京都。
そして紅葉も見られる秋は特に観光が楽ししい季節ですね。そんな秋の京都、昼間の参拝も過ごしやすくておすすめですが、夜はまた別の楽しみがあるのです。
それが、秋の夜間特別拝観。昼間の雰囲気とは大きく異なり、神社やお寺の荘厳な姿は大変見応えがあります。
今回、京都の中心部に位置する東寺の夜間特別拝観を訪れる事ができたので、写真を交えててご紹介致します。
東寺の紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観 スケジュール
東寺は、唯一残る平安京の遺構で、創建からおよそ、1200年の歴史があります。
平成6年、1994年に世界遺産として登録されました。
そんな東寺では春と秋にライトアップ、金堂・講堂夜間特別拝観を行っており、今秋は10月30日~12月12日の期間でライトアップされた東寺を拝観することができます。
時間は午後6時~午後9時30分(受付は午後9時まで)となっていますので、夕食の前後にふらりと立ち寄るのもおすすめです。
東寺の紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観の様子
東寺のライトアップは、運が良ければ近くまで行かずとも京都駅付近のホテルなどから輝く五重塔を拝むことも出来ます。
…とはいえ、やはり近くで観るのが一番ですね。
こちらが、東寺の境内からの写真。
木々の間にそびえ立つ五重塔。ライトに照らされて、まるで黄金のように輝いています。
もうすこし近くまで行くとこのようなお姿。
漆黒の空に輝く塔がなんとも美しく、しばらくぼんやり眺めてしまいました。
そして、この五重塔の他に金堂・講堂もライトアップされています。
こちらが金堂。
そしてこちらが講堂です。
講堂には重要文化財の大日如来坐像などが安置されており、こちらの中も夜間拝観ができるようになっています。
(講堂内は写真撮影NGです)
また、もうひとつの見どころはライトアップされた紅葉。
池の水面に映る木々も美しく、時間を忘れて眺めてしまいそうです。
この時期にしか見られない東寺を、ぜひ訪れてみてくださいね。
東寺の他にも、夜間拝観ができるお寺や神社
この秋、JR東海では「京都が元気を取り戻す日」と「疫病の収束」を願う“希望の灯り”で、京都の街と人々を照らす<ひかりの京都キャンペーン>を開催中です。
京都の8つのお寺や神社が参加しているこのキャンペーンではこの時期だけの夜間特別拝観や、竹灯籠を使った竹モニュメント展示も実施。
特別な京都の夜を楽しむ事ができます。
キャンペーン期間:11/1(月)〜12/12(日)
※特別拝観は事前の申込が必要です。
京都の秋は夜を満喫すべし
国内旅行でも常に人気の京都。
昼間も夜も楽しめるとあって、ますます訪れる機会が増えそうです。
ぜひ、秋の夜はライトアップされた神社やお寺に脚を運んでみてくださいね。
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