新緑の季節。京都に「青もみじ」を見に行こう
桜の時期が過ぎると木々は一気に緑へ変わり新緑が心地よい季節に。
せっかくならこの時期に「青もみじ」を見に行ってみませんか?青もみじは、赤く染まる前の緑色のもみじのこと。
特に青もみじが美しいのが京都のお寺。青々しい葉が茂り、マイナスイオンを感じるような景色が広がっていますよ。
美しい青もみじを見られる京都のおすすめスポットをご紹介します!
東福寺(とうふくじ)
紅葉の時期は大変混雑するスポットですが、夏は比較的人が少なく、ゆったり参拝したい方にもおすすめです。
境内の渓谷に流れる「洗玉澗(せんぎょくかん)」と呼ばれる川に架かる「通天橋」からは、約2,000本の青もみじを眺めることができます。ぼんやりと緑を眺めているだけで浄化されるような景色です。
中世の禅宗建築や国宝の「三門」など、貴重な収蔵品も多くみどころが多いお寺ですので、初夏の心地よいこの時期に訪れてみてはいかがでしょうか。
祇王寺(ぎおうじ)
見渡す限りの景色が緑に染まる祇王寺は、苔の美しさもあわせて楽しみたいスポット。
小さな茅葺きの草庵のまわりには色鮮やかな苔が生え、まるで別世界。ちなみにこの草庵は平家物語に登場する場所としても有名です。苔の種類は、なんと約30種類もあるそうですよ。
緑のグラデーションが美しい夏の祇王寺は、清々しい気に包まれています。
光明寺(こうみょうじ)
青々としたもみじのアーチをくぐる「もみじ参道」が、なんとも美しい光明寺。法然上人が初めて念仏の教えを説いた場所としても知られています。
京都屈指の紅葉名所のため秋は大混雑なのですが、夏は比較的空いている穴場スポット。
青もみじをくぐりながら、涼しげな景色をご堪能いただけます。
夏のもみじで涼しげな旅を
混雑を避けつつ楽しめる夏のもみじ。この時期ならではの緑いっぱいの景色を巡って、涼を感じてみませんか?
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