幸先詣

一年のうちでも特に大きなお参りといえば「初詣」。

にぎやかなムードの初詣は楽しいものの、人混みはちょっと気になる…という方もきっといらっしゃいますね。

そんな時におすすめなのが「幸先詣(さいさきもうで)」です。

 

幸先詣とは、年内のうちに初詣を済ませて、新年を「幸先よい年になりますように」と願う事。もともと神社にあった慣習ではなく、コロナ禍を期にスタートした新しい様式です。

今年は、通常新年から開始する縁起物の授与も、年内から行っている神社も多くあるようですので、少し早めのお参りをして、年越しをゆったり過ごすのもおすすめですよ。

 

幸先詣の行い方

幸先詣は、お参りの期間を12月〜とする以外は、基本的に初詣と同じお参りの仕方でOKです。

混雑を避けてゆっくりお参りできますし、忙しい方にとっても嬉しい形かもしれませんね。

 

新年に授与される縁起物も、今年は早めに購入できたり予約ができるようになっている神社も多くあるようです。ちょっと気が早いと感じるかもしれませんが、早めのお参りをしておくとその分新年はゆっくり過ごせて良いかも。

 

縁起物は郵送もあり

「実際に神社やお寺を訪れる時間がつくれない」「まだ人の多い場所は避けたい」

という方向けに、祈祷したお札や御朱印郵送してくれる神社もあります。遠方に住んでいる方にとっても嬉しい取り組みですね。

本来ならば直接お参りしたいところですが、混雑を避けるためにこうしたサービスを利用してみると良さそうです。

 

オンライン参拝という手もある!

幸先詣

近年、神社やお寺があたらな取り組みとして行っているオンライン参拝。

パソコンやスマホの画面を通じてお参りできるように、様々な工夫がされています。

以前の記事で詳しくご紹介していますので、気になる方はこちらをご覧ください。

 

2022年は初詣期間がちょっと長い!?幸先詣を逃しても大丈夫かも

初詣は、三が日や松の内(1月7日が最終日)に行うのが一般的ですが、2022年は初詣期間を延長している神社やお寺が多いようです。

1月中は初詣とするところもあれば、節分までを初詣とする神社・お寺もあるのだそう。

旧暦では「立春」を新しい年の始まりとしているため、立春の前日にあたる節分を節目にしているようです。

 

幸先詣や分散参拝で、ゆったりとした初詣を

初詣は、気持ちが新たになる大切な行事。

早めの参拝でも、ゆっくり年明けでも、ご自身が心地よいと思える方法を選択してくださいね。


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