リアルな鬼に遭遇!秩父神社の鬼やらい
節分の時期になると、豆撒きをしたり恵方巻を食べたりとおうちで行事を楽しむ方も多いはず。実は神社でも節分の行事はたくさん行われているのをご存知でしょうか。
例えば、埼玉県秩父市に鎮座する歴史ある秩父神社(ちちぶじんじゃ)では、「鬼やらい」という節分のの行事が注目を集めています。青鬼と赤鬼が出現する、にぎやかな秩父神社の鬼やらいについて解説していきます!
秩父神社とは
秩父神社は、神奈川県横須賀市から奈良時代に移されたとされ、歴史と格式を兼ね備えた神社。
結婚式や七五三のお参りに訪れる方も多く、地元の方に大変親しまれている神社です。
秩父神社で行われる「鬼やらい」とは
鬼やらいは、節分の時期に行われる秩父神社の伝統行事です。
節分追儺祭という節分のお祭りのハイライトとして行われるもので、「奉幣行事」・「撤豆行事」・「引目行事」そして「鬼やらい」という形で、昔ながらの風習にしたがって行われています。
鬼やらいでは鬼が神社周辺を練り歩き、住民たちに福や災厄を祓って回ると信じられています。
このお祭りは地元の住民たちだけでなく観光客にも大変人気。その迫力ある行事や神聖な雰囲気に圧倒されるはず。
出典元:一般社団法人 秩父地域おもてなし観光公社 秩父おまつりカレンダーPROJECT
節分は昔から人の運気などが変わる節目と言われており、厄除けで訪れる事も多いのだとか。
ちなみに、午後6時頃になると社殿前で地元の素人力士による相撲の組み手の奉納もあり、そちらも盛り上がるイベントのひとつです。
鬼やらいで健康と幸福祈願を
秩父神社の鬼やらいは、節分の時期に地元の人々が楽しみにしているお祭り。
歴史ある神社で行われるこの行事は、厄払いや福を呼び込むといった伝統的な意味合いだけでなく、地元コミュニティの結束を深め、祭りの賑わいが秩父市を彩ります。
ぜひその様子を体験してみてくださいね!
この記事をシェアする