草履で足が痛くならずに済むには?事前準備や歩き方のコツを伝授!
縁日やお祭り行く時の服装といえば、浴衣に草履。
色とりどりの浴衣や帯を選んで、コーディネートを考えるのも楽しい時間ですね。
浴衣や草履でお出かけするのは楽しいですが、草履で足が痛くなってお祭りを存分に楽しめなかった、なんて経験ありませんか?
今回は草履で足が痛くならずに済むコツをお伝えしていきます!
草履の種類や選び方
草履は形状で「細型」と「小判型」の2種類に分類されます。
細型は、小判型に比べて足を載せる部分の面積が小さく作られています。
靴を選ぶ時と同様に、ご自身の足の形に合うか、履き比べてみると良いでしょう。
また、足が触れる台の部分にクッション性があると疲れにくいのでおすすめです。
縁日では結構歩き回るので足の裏に負担の少ないものをチョイスしましょう。
ちなみに、草履ははかかとが高いほどフォーマル向きとされていて、かかとが6cm以下のものは浴衣や紬などに合わせやすく、6cm以上だと振り袖や訪問着など、少し格式の高い着物に合わせやすくなっています。
草履を履くときに気をつけると良い事
履く前に鼻緒をほぐす
購入したばかりの新しい草履は、鼻緒が固く足になじみくにい状態です。
足の甲に触れる鼻緒の部分をもみほぐし、中の型紙を柔らかくしておくと足を痛めにくくなります。
鼻緒と指の間に隙間をつくる
草履を履くとき、鼻緒を指の間にギュッと詰めてしまうと、常に鼻緒と肌が擦れて指が痛くなる原因になります。
指一本分程度の隙間をもたせて履くのがおすすめです。
絆創膏やベビーパウダーなどで擦れるのを防ぐ
親指と人差し指の間などの鼻緒と触れる部分に、予め絆創膏を貼っておくのもおすすめです。
また、ベビーパウダーをつけたりボディークリームなどで鼻緒と肌のすべりが良くなるようにしておくと、肌へのダメージを軽減できます。
草履での歩き方
かかとを1〜2cm出す
草履で歩く際は、かかとが1~2cm草履から出ている状態が基本です。
これは「草履を履くときに気をつけると良い事」でお伝えした、鼻緒と指の間に隙間をつくるため。
この履き方で、指と鼻緒が擦れて痛くなるのを防ぐ事ができます。
また、かかとを少し出すことで重心のバランスが良くなり、立ち姿も美しくなるという利点があります。
歩幅は小さくして、パタパタ歩きをしない
草履を履いている時は大股歩きをせずに少し内股気味にし、靴で歩く時よりも歩幅を小さくしてみましょう。
足首をあまり返さずに、前に蹴り出すようなイメージで歩いてみてください。重心はほんの少し前に置くと良いです。
さらに、鼻緒を足の指で挟むように歩くと「パタパタ」と音をたてずに済みます。草履は音を出さずに静かに歩くのが良しとされています。
この歩き方であれば浴衣の着崩れも防げるため、慣れておくと良いでしょう。歩く姿も上品な雰囲気になりますよ。
草履で足が痛くならずに済むコツ まとめ
縁日で気合を入れて浴衣でおしゃれしても、足元が痛くて気が散ると残念ですよね。普段から草履に慣れておけば良いのかもしれませんが、なかなかそうは行かないもの。
歩き方に気をつけたり、ちょっとした事前準備で足が痛くなることを防いでお出かけを楽しめるようにしましょう!
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