海に浮かぶ幻想的な白鳥居【桜井神社二見ヶ浦鳥居】
初詣や縁日、七五三などで馴染み深い神社。日本にある神社の数は8万社ほどと言われています。
大小色々なタイプの神社があり、その姿も様々。その中でもひときわ目を引くのが海に浮かぶ鳥居ではないでしょうか。
海に佇む鳥居といえば、広島県にある「厳島神社」が有名ですが、今回ご紹介するのは、福岡県の糸島にある桜井神社二見ヶ浦鳥居です。
他の神社とは異なる真っ白な鳥居も特徴的で、幻想的な雰囲気漂う桜井神社二見ヶ浦鳥居。一体どんな場所なのか、紐解いていきましょう。
桜井神社二見ヶ浦鳥居はどこにある?
桜井神社二見ヶ浦鳥居は、福岡県糸島市志摩桜井にあります。
公共交通機関で訪れる場合はJR筑肥線「筑前前原駅(北口)」から野北線「伊牟田バス停」下車、徒歩約30分ほどの位置。バス停からも結構距離があるので、車で行くのが良さそうですね。
約50台ほど駐められる駐車場もあるので、車の方が便利です。
海に面したこの辺り一帯には、多数のレストランやカフェがあり、どこもオーシャンビュー。
お参りのあとは、カフェでゆったり過ごすのも良さそうです。
桜井神社二見ヶ浦鳥居の住所:福岡県糸島市志摩桜井
桜井神社二見ヶ浦鳥居はどんなところ?
「夕日の二見ヶ浦」と言われ、美しいサンセットが観られることで有名な二見ヶ浦。そんな場所の海岸にあるのが、桜井神社二見ヶ浦鳥居です。
桜井二見ヶ浦は櫻井神社の社地で、神聖な場所とされています。
鳥居のあたりから約150m沖にはご神体の夫婦岩があり、古事記に登場する伊弉諾命(いざなぎのみこと)と、伊弉冉命(いざなみのみこと)が祀られています。
かつては竜宮の入口として信仰されていた事もあるそうで、とても霊験あらたかな雰囲気がありますね。
桜井神社二見ヶ浦鳥居のみどころ
この場所を訪れるなら、ぜひ狙って欲しい時間帯が。
夕方のサンセットの頃に行くと、荘厳で素晴らしい景色を眺めることができます。
また、鳥居ごしに見える夫婦岩も圧巻。
2つの岩を結ぶ大注連縄は、毎年4月下旬~5月上旬の大潮に合わせてかけ替えられ、それに併せて「二見ヶ浦大注連縄掛祭」が執り行われるのだそうです。
ただ、コロナ禍の影響でお祭りを中止せざるを得ない年もあったようで…早くこの自体が収束することを祈るばかりですね。
6月の夏至頃には、夫婦岩の中央に夕日が沈みゆく姿も観られるそうですよ。
桜井神社二見ヶ浦鳥居のまとめ
桜井神社二見ヶ浦鳥の鳥居は、真っ白な姿と海の青さのコントラストが、大変美しい場所です。
夕暮れ時にゆったりと神聖な姿を眺めていると、心が洗われるようです。
近くには素敵なカフェやレストランも多いので、ぜひ訪れてみてくださいね。
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