2022/11/30

神社での冬の風物詩といえば酉の市!
事業を行なう社長さんやお店を運営する方々が、商売繁盛を願って訪れる賑やかなお祭りです。

酉の市に潜入し、現地の活気あふれる様子をレポートしていきたいと思います!

酉の市(とりのいち)ってどんなもの?

酉の市は、毎年11月の酉の日に鷹や鳥にゆかりのある神社・お寺で行われる行事。現在は都内の10数カ所で開催されています。

酉の市の発祥の地は江戸近郊の花又村(現在の足立区花畑にある大鷲神社)と言われており、当時は収穫祭として行われていました。

開催日は11月に2回の年と3回の年があり、開催日順に一の酉、二の酉、三の酉と呼ばれています。

この酉の市で縁起物を買い、商売繁盛や翌年の幸せを願うのが習わしです。

もっと詳しく知りたい方は、浅草酉の市のWebサイトをチェックしてみてください!

酉の市の様子

今回訪れたのは、浅草の酉の寺(鷲山寺長國寺)の三の酉。

神社手前には行列ができており、参拝に訪れる人で大変賑わっていました!

 

たくさん並んだ提灯も圧巻です。

 

お店の方の法被が、なんとも粋な感じですね。

 

商売繁盛の縁起物として人気の熊手

酉の市といえば豪華に飾り付けされた熊手!

これは熊手御守(かっこめ)と呼ばれるもので、主に商売繁盛のご利益があるとして多くの商売人に人気です。

近年では商売繁盛だけでなく恋愛成就や家内安全といった願いも叶えてくれると言われ、老若男女が熊手を求めるようになったのだそう。

 

大きなものから小さいものまで、デザインも様々な熊手が並びます。

 

こちらはナスに「成す」と書かれた熊手。大きな事業を成したい方におすすめです。

ちなみに、酉の市に始めて行った時は小さな熊手を、次の年にはさらに大きな熊手を買う、という感じで徐々に大きくしてくのが良いのだそう。

 

私も小さな熊手をひとつ授かりました!
来年はもっと大きなものを買えるように頑張りたいものです。

熊手を買うとこんなオプションが

場内を散策していると、時々聞こえてくるのが三三七拍子。

これは熊手を買った方の商売繁盛を祈願して、お店の方が行ってくれるものです。ますますご利益がありそうです!

 

酉の市で商売繁盛祈願!

毎年開催される酉の市、今年は行く機会を逃しちゃった〜という方はぜひ来年のチャンスを狙ってみてください。

ちなみに2023年の酉の市の日程はこちら。

一の酉 2023年11月11日(土曜日)
二の酉 2023年11月23日(木曜日)
※2023年11月は2回

縁起物を買って、商売繁盛や家内安全を祈願しましょう♫

 


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