2024年はどこに行く?商売繁盛を願う酉の市(とりのいち)
毎年11月の酉(とり)の日に行われる酉の市は、都内の10数カ所の神社やお寺で開催され、開運招福や商売繁盛を願うお祭りとりして古くから愛されています。
この日は縁起物として派手に装飾された熊手や招き猫などが販売され、多くの人が買い求めに訪れ大変賑やか!
そんな酉の市に「今年こそは行ってみたい!」という方のためにおすすめの神社をピックアップしました。
鷲神社(おおとりじんじゃ)(台東区浅草)
東京で最も有名とも言える、浅草・鷲神社の酉の市。天日鷲命(あめのひわしのみこと)と日本武尊(やまとたけるのみこと)をお祀りしている、由緒正しいこの神社の酉の市は、地元の人々に「おとりさま」と親しみを込めて呼ばれています。
アクセスの良さや屋台の豊富さも相まって、毎年多くの人々が訪れる人気の場所。
特に一の酉や二の酉は多くの人で賑わうため、夕方以降の時間帯は混雑します。混雑を避けたい場合は、午前中や昼過ぎの比較的空いている時間を狙って訪れるのがおすすめです。
2022年にこちらを訪れた様子をレポートした記事がありますので、気になった方はあわせてお読みくださいね。
一の酉 11月 5日(火)
二の酉 11月17日(日)
三の酉 11月29日(金)
開催時間(各日とも) 午前0時から午後24時まで
令和6年は、三の酉まで執り行われます
花園神社(新宿区新宿)
新宿の繁華街に位置する花園神社も、酉の市で人気のスポット。境内は、独自の熊手や神輿(みこし)などで華やかに彩られ、多くの参拝客が訪れます。
場所柄、歌舞伎町などの歓楽街で働く人も多く訪れる花園神社の酉の市は、とにかく華やか。着飾った若い人や商売繁盛を祈願する人で賑います。
新宿の発展に伴い規模が大きくなり、今では関東三大酉の市の一つに数えられています。
花園神社 2024年の酉の市
一の酉 11月4日(月) 前夜祭・11月5日(火)本祭
二の酉 11月16日(土) 前夜祭・ 11月17日(日)本祭
三の酉 11月28日(木) 前夜祭・ 11月29日(金)本祭
大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)(府中市)
先にご紹介した2つの神社とともに関東三大酉の市のひとつである大國魂神社境内にある大鷲神社の酉の市は、境内に100店舗もの露天が並ぶ賑やかさが魅力。
もともと大鷲神社は武士の間で戦闘での勝負の運や長く活躍することができる神として信仰されていましたが、庶民の間では、開運の神として信仰されたのだそう。また、江戸時代には豊作を祈る農民も多く参拝していたようです。
長きにわたって愛される酉の市には地元の人々が集まり、活気にあふれています。
二の酉 11月17日(日)
三の酉 11月29日(金)
商売繁盛を願って酉の市に行ってみよう!
近年では企業に属さず、フリーランスとして働く方や副業をする方も増えています。そんな方にも嬉しい商売繁盛の御利益がある酉の市、ぜひ訪れてみてくださいね!
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