冬至とは?神社で行われる行事も紹介
二十四気の一つである冬至は、一年中で太陽が最も南に寄り北半球では昼が最も短い日。
2024年の冬至は12月21日(土)です。
一年のうちでも大きな節目と捉えられている冬至。縁日ではないもののこの時期にあわせて神社で行事が行われることも。
知っているとちょっと役立つ、冬至についてのあれこれを解説致します。
冬至とは?
冬至は、地球が太陽に対して最も傾いた位置にある日で、北半球では毎年12月20日~23日頃に訪れます。
一年のうちで最も日照時間が短く、この日を境に日が徐々に長くなるため再生や新しい始まりを象徴する日として捉えられています。日本では「一陽来復」とも言われ、暗い時期を乗り越え新たな陽が訪れると考えられています
冬至に食べるものや行うこと
冬至の定番の食べものといえばかぼちゃです。
かぼちゃの収穫時期は夏ですが、収穫後に数ヶ月保管して追熟させるため、冬でもよく出回ります。
栄養価の高いかぼちゃは、古くから無病息災を願う食材でした。
このほか、冬至の七草として「ん」の付く食材(かぼちゃ、れんこん、金柑など)を食べることで運気を上げて、良い年を迎える準備をする、という風習もあります。
また、冬至に柚子湯に入るという方をいらっしゃるかもしれませんね。
柚子のいい香りでリラックスして身体を温めることで、冬を元気に乗り越えられそうです。
柚子湯は元々、強い香りで邪気を払い、運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)として考えられていました。
厄払いとリラックスの両方を楽しめる柚子湯は、冬至の楽しみでもあります。
冬至に行事を行う神社
冬至は縁日ではないものの、行事が行われる神社もあります。
埼玉県さいたま市の一山神社(いっさんじんじゃ)の冬至祭りでは、一年間の穢れを祓い翌年の無病息災・家内安全を願い素足で燠火の上を渡る「火渡り」が行われます。
また、供物として柚子が使用され、参列者に清められた柚子が配られることから「柚子祭」とも呼ばれています。
無病息災を願う冬至を楽しもう
自然の変化を体感し、健康と幸福を祈る重要な日の冬至。おうちで昔ながらの風習に触れたり、や神社での行事に参加することで、季節の節目を楽しんでみませんか?
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