【お参りNG日があるってほんと?】神社参拝を避けたほうが良い日
初詣や七五三など、誰しも一年に1〜2回は訪れる神社。
最近では御朱印集めブームもあり、頻繁に訪れる方もたくさんいらっしゃるはず。
ところで皆さんは神社に詣でる際、縁起の良い日かどうか気にしたことはありますか?
恥ずかしながら筆者は全く気にせずに参拝していたのですが、実はお参りを避けたほうが良い日があるのだそう。
今回はそんな「お参りNG日」について解説していきます。
お参りを避けたほうがよい「不成就日」とはどんな日?
なんとなく「仏滅」は縁起が悪いのかな…?程度の感覚しかなかった筆者ですが、「不成就日(ふじょうじゅび)」という日があることを知りました。
「不成就日」とは、暦注(その日の吉凶を示すもの)の一つで、凶日とされている日です。この日は何をしてもうまくいかず、悪い結果を招いてしまうと言われており、物事をスタートするには避けたい日。
結婚式などのお祝い事をする日には選ばない日程で、願掛けをおこなったりするお参りも避けたほうが良いというわけです。
とは言え、科学的根拠があるわけではないので「気にしすぎずに平穏に過ごす」くらいの心持ちでいると良いでしょう。
不成就日以外にも、お参りを避けたい日はある?
「仏滅」はやはり避けておきたいところ。お祝い事にも法事にも向かない日として広く知られていますね。
他に、カレンダーに記載のある暦で「赤口(しゃっこう)」という日を見たことがある方もいらっしゃるかと思いますが、この日もできれば避けたい日と言われています。
赤口は「火の元や刃物に注意すべき日」とされており、なんとなく物騒なイメージがあるため、不成就日と同じく結婚式などの慶事では避ける傾向があり、神社へのお参りも避けておきたい日です。
ただ、赤口は午前11時〜午後1時ごろまでは吉とされており、この時間帯ならお参りやお祝い事を行うのもあり。それ以外の時間帯は避けると良いとされています。
逆に、お参りに縁起の良い日は?
お参りにおすすめの日として有名なのが「一粒万倍日」です。
一粒万倍日という言葉は「一粒の籾(もみ)を撒くと、万倍の籾を実らせる稲穂へと育つ」という意味で、自身の良い行いが何倍もの大きな実りになって帰ってくる、というような嬉しいことがあるとされています。
そのため、願い事などをするにもおすすめの日なのだそう。
一粒万倍日については、以前の記事で詳しく書いていますので、ぜひ併せて読んでみてくださいね。
お参り前に暦をチェック!
せっかくお参りに行くなら、やっぱり縁起の良い日を選びたいもの。そのために暦をチェックする習慣をつけるのも良いかもしれません。
縁起の良し悪しだけでなく昔ながらの風習に触れることで、より暮らしを楽しむことができそうです。
ぜひ、暦を見る機会を増やしてみてくださいね。
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